ポレキチが始まった経緯


 「料理を作ってみんなで食べたい。大人にも子どもにもボリュームのあるものを食べてもらいたい。」

 ポレキチは「人は、食が大事」と感じ、2019年2月と3月のプレオープンを経て、2019年4月にオープンしました。もともと、お友達が集まって食事をすることが大好きなことと、ひまわり整骨院の先生から「夏酒の食事会をしませんか?」というお誘いがあっことがきっかけです。

 他にも娘の高校でクラスメイトの男子が昼食をコンビニ弁当やエナジードリンクで済ませていることを知り、その男子にもお弁当を作ってあげたところ、その子が元気になり、おこづかいもたまっていって感謝されたこと。また30代と40代の食生活がなんとかならないかなと感じたこと。そして不登校の子供たちが増えてきていることを知り、ポレポレがこの子たちの居場所にならないかなと考え実際に呼びかけたところ、その子たちはポレポレで力をため元気になり再び学校へ行けるようになったことなど、ポレキチを始めるきっかけになる出来事がいろいろありました。 

 

 2018年11月に「WORKERS被災地に起つ」という映画をみてゾワッとしました。その時、「わたしは、どういうことをしたらいいんだろうか?」と考え始めました。

 その後、2019年1月に中央区の子ども食堂を手伝いに行く機会がありました。そこで「ポレポレにはキッチンがある。ポレポレで地域食堂ができる!」とひらめいたのです。しかし、さすがに私ひとりではできないなと思っていたのですが、この思いに賛同してくださった方が調理員として来てくださるようになり、2週間後にスタートすることができたのです。